森の中にあるはずだが、いつも迷っている。
「確かに!」
「あそこの場所に!」
置いておいたはずなのだが、いざ取りに行くと迷っている。
正確に言うと、取りに行けない気がする。
物は確かに置いているはずなのに、一生懸命に。
「必ず置いたはずだ!」
生活している1つ1つの行動で、必要になり森に入るのだが、大概見つけられない。
自分が本当に嫌になる。
じんわりと汗が出て、額に手を当てる。
勉強はしているはずなのに、必要な物を箱にして見つけられる場所に置いているはずなのに、消えている。
いっそ自分自身が消えてしまいたい。
2026年4月30日 牛島好英(jimayosh)